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-------------お断りと注意書き-------------------------------------- 当ブログはあくまで個人の日記で、私個人の体験記、感想です。 私は医療の素人で、ひとりの患者に過ぎません。 当ブログ内に記載の医療関係の記述の正確性はお約束できかねます。 私と似たような症状でも、同じ薬や治療が適用されるとは限りません。 また、婦人科系の体験記なので、それにまつわる描写が苦手な方は 読まないことをお勧めします。 --------------------------------------------------------------------- さて、その2までに説明した紆余曲折を経て、久しぶりに婦人科の門をくぐったのだが、 その時点で、MEAを受けようと決めていた。 最初は「子宮を取ろう」と思ったのだ。 ピルは飲めない。 ホルモンに働きかける薬がどれも効かない。 重い月経は止まらない。 もうじき閉経年齢だといっても、いつ閉経するのか予測は不可能。 世の中には50代半ばで閉経していない人だっている。 だったら、絶対的に効く治療は、子宮摘出しか無いじゃないかと。 よし、子宮取るぞと決心して、まずは体験談を読もうと ネットで検索して、手術をしている病院の情報や、体験者のブログなどを 拾い読みした。 今は腹腔鏡手術でもできることや、術前術後の手順、制約なども読んでみた。 その中で、子宮を取っても卵巣が手つかずなら、女性ホルモンは子宮ではなく 卵巣から出ているのだから、不自然な更年期の進み方をすることもない、 ということもあらためて確認した。 (子宮摘出の理由は人によりさまざまなので、子宮と一緒に卵巣摘出を 免れないケースもある。) MEAの情報は、そんな中でたまたま見かけたものだった。 続きは以下をクリックしてお読みください。 MEA。そんな治療があることは全然知らなかった。 まだこれだけマイナーな治療だから、当然といえば当然だけど。 ものすごーくはしょって分かりやすく書くと、MEAとは、 子宮内膜をマイクロ波で焼き切ることで、月経量の減少をめざす治療のこと。 統計によると9割の人で月経量の減少の効果を得られる。 うまくいけば、閉経状態となる。 残り1割は残念ながら効果が無く、再度の同じ手術、場合によっては 子宮摘出を選択するらしい。 当然、子宮摘出と同様、今後の妊娠を絶対望まない人にしか適用しない。 私がこの手術がいいなと思った理由は以下。 ・体を切らなくていい 腹腔鏡でも、メスでお腹を切らないとはいえ体に穴があく。 もうおばさんだけど、できれば外側に見える傷をこれ以上体に増やしたくない。 ・子宮摘出手術よりも入院日数が少なく、体の回復も早いらしい 仕事への影響を最小限に抑えるにはこっちがベターだと思った。 ・保険適用である これが自費診療だったら、かなり躊躇しただろう。 比較的新しい治療とはいえ、今は保険適用になっている。 よし、MEAだ!と決めて、意思決定とアクションが速い私は、 婦人科に久しぶりに行く前に、さっそくこの治療をやっている医療機関をネットで調べた。 いやー、少ない少ない。 ざっくりした印象だが、各都道府県に片手で収まる数しか無いみたい。 私の場合、自宅から通えそうな病院でMEAをやっているのは、 2、3か所しか無い。 その中から、公共交通機関で行きやすく、door to doorで1時間半くらいで 行ける、とある病院をターゲット(?)に決定。 地域の高度医療を担う拠点病院で、紹介状無しでは基本、受診できない大きな病院。 そこの情報を携えて、自宅近くのかかりつけの婦人科を久しぶりに訪れたのであった。 一年半ブランクがあったので問診票を書かされた。 そこに「MEA希望」と書いて出したら待合室に看護師さんがやってきて、 「当院ではMEAやってないんですけど?」と言う。 知ってるよ(汗)。 貧血でふらっふらで、口を開くのもおっくうで、 「知ってます、紹介希望です、診察室で話します」と手短に言うと、 納得して去って行った。 予約無しの久しぶりの受診なので、結局2時間以上待ったかなあ。 ふらふら状態で座って待つのはつらかったあ。 ほんと、もう少し早く受診するべきだったわ。 しんどくても耐えるのが美しいとか、 我慢するあなたは偉いとか、大嘘だからね! 体調に違和感があったら、早々にお医者さん行きましょう。 内診があり、一年以上あいてるので子宮体癌の検査の組織を取られ、 詳しい問診。 そこで、MEAを受けたいので、この病院宛に紹介状を書いてくれと医師に相談。 すると、先に初診の予約を自分でとって下さいと言われた。 それに合わせて、紹介先の初診までにどこまで貧血の治療をするのかも 決めるから、と。 ロビーで紹介先病院の代表に電話し、婦人科外来につないでもらい、 「そちらの病院の情報をホームページで見ました。かかりつけが そちら宛に紹介状を書いてくれると言っているので、初診予約を取らせて下さい」と説明。 やはり大病院、混んでいてすぐには取れず、初診日は4週間ほど後になった。 そこで、その日はかかりつけで採血をして貧血度合を確かめ、 鉄剤を注射してもらい、GW中も2日に1回、鉄剤注射を受けに来るよう指示を受けた。 また、今出ている血をとにかく止めないといくら鉄剤を注射しても 貧血はおさまらないので、ホルモン剤の一種で、月経を人為的に止める薬を処方された。 これの副作用が、またしんどいのだが、仕方ない…。 吐き気が出るので、寝る前に一回飲むよう言われたのだけど、 朝、起きるとまあまあ強い吐き気がして、昼過ぎまでろくに何も食べられない。 午後になっても気持ち悪さがおさまらず、仕方なくつわりの時みたいに、 食べられそうなものを食べられるタイミングで食べて一週間、飲み切った。 これは飲み切って10日後に必ず次の月経が来る仕組みになっている。 それがまた大量出血だったらと思うと、怖くて仕方なかったが、 幸い、その時の月経はそんなに量が多くはなかった。 こうして、鉄剤注射を何度も打って貧血状態を改善し、 子宮体癌の検査結果も陰性、大量出血月経をいったんストップさせた状態で、 紹介先の大病院の初診の日を迎えることになった。 その4に続く。
by pino-ombra
| 2021-07-25 17:44
| ワーキングマザー
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