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デーモン閣下の邦楽維新Collaboration「安倍晴明と怨念の羅城門」(@みなとみらいホール小ホール)、初日に行ってきました。
えっ、トータル3時間も経っていたの?! 信じられないくらい、あっという間の濃密な時間でした。 生でアレを観られるって、超贅沢! 続きを更新しました。 当公演はD.C.20年3月10日(金)でした。 続きは以下をクリックしてお読みください。 今年もこの季節がやってきました。 「デーモン閣下の邦楽維新Collaboration」。 みなとみらいホールでのフランチャイズになって…もう6年目?! 2013年の三島由紀夫「午後の曳航」からですもんね? 早いわ…それと同時に、毎年綱渡りながらも、欠かさず観に来られていることを 当たり前とは思っちゃいけないわね…。 初日の席はかみて側、前のほう。 相変わらずホール会員優先で取っています。 いつも会員更新するか迷うんだけど。閣下FCで落選している人が いることを考えると、サイドブロックとはいえ前のほうが取れる ホール会員はやっぱりやめられない。 入場時に配布されたプログラムには本日の原作と、 邦楽器による朗読中の演奏曲一覧。 原作は高橋克彦による「視鬼」。 プログラム裏面には人物相関図。 藤原兼家、道長の系列は知っているけれど、今回の主たる 登場人物の元方の系列はあまり知らなかったので、この図があって 良かったです。 しかも序盤、朗読を中断してまで丁寧な解説が(笑)。 「藤原」を略した「F」は某漫画家とは何の関係も無いそうです(笑)。 最初の陰ナレーションで流れてきた音楽は、フィギュアスケート、 羽生君がフリーで使用した「SEIMEI」! ええっ、そんなベタな? 初日は「4回転トゥループ」、二日目は「4回転サルコウ」が 出てきたので、偶然ではないと思われます。 初日はこの陰ナレーション、5分(閣下自己申告)。 翌日は「短くしようと思う」だった筈なのに、7分(爆。同じく閣下自己申告)。 今回は朗読中、挿入歌は一切ありませんでした。 その分、プログラムに書かれた雅楽を含む邦楽がたっぷり。 後半の開始時の曲は、確か閣下が去年「当シリーズのヒロインのテーマ曲」と 説明された「春の芽生え」だったと思います。 そういえばこの曲のことを書いていてあらためて思い出したのですが、 今回は…いや今回も、当シリーズにつきものの「エロ」が一切無かったわ(笑)。 雅楽の「蘇莫者(そまくしゃ)」は以前、宮内庁楽部の演奏で聴いたことがあったわ。 「蘇莫者」は左方の舞だったのね。やー、ブログに書いておくもんですね。 便利だわ~。(自画自賛) 「蘇莫者」は2年半前に一度聴いただけとはいえ、意外とかすかに 記憶しているもので、朗読中、ああ多分これだ、と気づきました。 本当にそうだったかは確認できないけれど。 ついでに言うと、宮内庁の演奏会で、豊(ぶんの)明日美さんの お兄様を拝見していたのですね。 「視鬼」のストーリーは…平安時代、一条帝の御世。 菅原道真の怨霊のしわざと噂される凶事が次々起こっており、 陰陽師、阿倍晴明が凶事に乗じるように現れる盗賊「袴垂」の 正体を見きわめる…おおざっぱに書くと、そういう物語です。 (おおざっぱすぎる?大学受験の時、何文字以内で書けっていうのが 得意だったのよ…) 阿倍晴明が齢七十の老人、藤原保昌(やすまさ)が30代の武芸に秀でた貴族。 相変わらず閣下の演じ分けは見事です。 晴明が、恨みを抱いて死んだ者の骨と肉の残骸から亡霊を呼び寄せる 場面での、閣下による亡霊の声には、ぞーーーーっとしました…。 田村さんのサンドアートによる視覚効果の影響も大きかったけれど。 保昌の父、致志(むねただ)はなんと!三橋先生が 演じられていました!これがすごくハマっていました。 確か前にも三橋先生がセリフ言っていた時があったなあ。 なんだっけ、歯医者の話?…谷崎か。 サンドアートは相変わらずすごいわ! 今回、田村さんの出演が発表された時には飛び上がって喜びましたもん。 あれをまた観られるなんて! 一昨年観た時には仰天すると同時に、虜になったものです。 虜っていうか、病みつき? いつまでも観ていたい、けれど一瞬で消えてしまう儚い芸術。 出演者の衣装も、視覚効果にものすごく寄与していました。 まず閣下。 直衣風の衣装で、上がだいだい色のシースルーの狩衣風。 下におそらく、左右の胸部に「阿吽」と書かれた衣を着けられていました。 それに袴というか指貫にあたるもの?こちらは黒と濃い緑が 入り混じった、立体感のある生地。それに烏帽子…じゃないわね、 冠風のかぶりものと靴の沓(かのくつ)風の靴というかブーツ? この靴、私は初めて見たときから勝手に「元寇の靴」と呼んでいます(笑)。 だって世界史の教科書に載ってた元寇の絵図で、蒙古人が履いていた靴って こういうのじゃなかった? 雅楽の女性おふたりは、ずばり直衣と烏帽子姿! …格好良い(ほれぼれ)。 いやー、女性の直衣と烏帽子姿って、やばいわ! 男装の麗人的な? 中村さんは白に紫…これってまさに「桜重ね」では? 豊さんは緋色の濃淡、っていうのかな。 こんな姿で笙や竜笛を吹かれてごらんなさいよ。 キュンキュンしちゃうわ(え?) 外山さんは藤色系統の訪問着の上に、白い透けた陰陽師風の 狩衣みたいなのを着けていました。 白に赤い紐が映える装い。 これが、ななななんと!Yahooショッピングで、ご自身で探して 購入されたんですって!(二日目のトークより) 「陰陽師」でググって自分で探した、って…徹底したプロ魂だわ。 冷静になって考えると、たぶんコスプレ用に売っている 衣装なのでしょうけど(笑)。 …すみません、長くなりそうで、一気に書く時間がなかなか取れないため、 二日目のレポートに続きます。 歌唱曲のことまで、たどりつかなかった…。 初日にのみ起こったこと(三橋先生誕生祝い)も、多分続きの中に書きます。
by pino-ombra
| 2018-03-16 23:45
| Music
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