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手術の話から一瞬横道にそれて。
私と夫が超新米ママパパだった時のことを少し。 子育てで女が本能的にできるのは、赤ちゃんがおっぱいを欲しがって泣くと 胸が張って母乳が出てくるとか、寝ていても赤ちゃんの泣き声で 目が覚めるとか、その程度のことだ。 いわゆる赤ちゃんの「お世話」、オムツ替えとか沐浴とか、ミルクを飲ませた後に ゲップさせるとか、安全な抱き方や寝かせ方、熱の測り方、もっと言うと哺乳瓶の消毒や 離乳食の作り方や与え方… とにかく数かぎりなくやることはあるが。 それらは母親だろうと父親だろうと、教わらないと知らないし、できる筈がない。 逆に言えば、父親も母親も、子供が生まれたところからよーいドンでスタートして、 同じようにできるようになる筈なのだ。 そして、それらをやるのに男女での「向き不向き」は一切無い。 夫には、私から1日遅れですべてのことを同じようにやってもらった。 本当は「もらった」というのもおかしいんだけど。 だって二人の子供だもの。 でも「やらせた」は、もっとおかしいし。それはともかく。 お産の入院中、私が前日看護師さんに教わったことを、翌日夫に そのまま教えて、はい、やってね、と。 娘の沐浴は入院中、看護師さんが私の前で一度やって見せてくれて、 次の日からは「はい、やってみましょう」。 同じように退院したら私が一度やってみせて、次からは夫に 「はい、やってみてね」。 私が一度教わっただけでやったんだから、夫だってやれないはずがない。 夫は最初、オムツ替えや沐浴など、ちょっと恐いとか手にウンチが ついたとか言っていたが、「私だって同じだよ」 「ウンチ?手を石鹸で洗ってね」と、淡々と促した。 決して「ごめんね」とは言わなかった。 「ごめんね」と言った瞬間、「本当はやらなくていいことを やらせてごめんね」という意味になってしまう。 夫もこの子の親だもの。 世話しなくていい筈が無いでしょう。 なんで謝る必要があるの? 世間のどんな父親と較べても、夫は子育てをすごくやってきていると思うし、 心の底からありがたいと思っている。それでも私は今に至るまで、 夫が子供に関わることをやったときに、「ありがとう」とか 「助かった」と言ったことはあっても、一度も「ごめんね」とは言っていない。 これから子育てをする女性達には、ここは重要ポイントだと理解して欲しい。 世の中には、アンタだけ楽してズルイ!と、人の足を引っ張る底意地の悪い人が いるもので(本当は私だってちっとも「楽して」なんかいないのだけど)、 夫が家事育児をやっている様子を見て、私に罪悪感を抱かせようと 働きかけてくる人たちがいた。 いわく、「なんでご主人に布団干しさせてるの?」とか「あなたが 働けるのはご主人が手助けしてくれるお陰ね、感謝しないと」とか。 ちょっと待て。 家族の布団を主たる家事の担い手である親が干して何がいけない? しかも重い布団を運ぶのは女性よりむしろ男性のほうが向いているのに? 私が働いているのは家族がご飯を食べるため、住宅ローンを払うためなのに、 「働かせてくれてありがとうございます」と言えって? 私の仕事は趣味や暇つぶしじゃないんだよ。 最近「イクメンという言葉があるうちは、本当に父親が育児をやっていることには ならない」という意見を読んで、その通りだと思った。 誉められる、イコール、本来できないこと、やらなくていいこと、プラスアルファの ことををやった、ということ。 「イクメン」と持ち上げるのは、つまり「本当はやらなくていい育児を やってくれる素敵な男性」ってことでしょ? だって「イク母」とは言わないもんね。 男がちょっとオムツ替えただけでイクメンともてはやすなら、 世の中のお母さん達を100万倍誉めなさいよ! まあ、育児をやる男を良しとする風潮は悪いことじゃないとは思うけど。 その昔は男の育児イコール格好悪い、みたいな感じだったもんね。 それも失礼な話だ。 ちなみに夫は「イクメン」という言葉が嫌いなようだ。 夫にしてみれば15年前から「当たり前のように」やっている育児を、 男がやったというだけでちやほやするなんてバカじゃないかと思うらしい。 娘の生後数日からフルパワーで育児し始めただけあって、夫は何でもできた。 ウンチのオムツ替え(「おしっこはいいけどウンチのはできない」という使えない 男性達の多いこと!)から、ちゃんとその時期に合った固さの離乳食作り、 乳幼児期の食事介助、寝かしつけ、そして病気のときのケアまで。 胃腸炎にかかった子供の嘔吐物の片付けだってやった。 これを読んで「ええーっ」と思った男性のアナタ。 ママ達はみんな、当然のようにやっているんです! そして夫は育児に積極的に参加することで、すごく大きな見返りを得ている。 ずばり、思春期の娘からの「パパ、ラブ」。 中学生の女の子といったら、父親を一番毛嫌いする年頃だ。 蛇蝎のように嫌われても不思議ではない。 が、娘はパパだ~いすき。いまだに幼児のときのように、寝るときには 「パパ、来て!」とベッドサイドに夫を呼び、夫が「おやすみ」と言って 部屋の電気を消してあげている。 (単なる甘ったれ女子中学生とも言うが。) 休みの日には父娘二人で映画を観に出掛ける。私は蚊帳の外。 娘が初めて自力で歩く姿を見たのも私ではなく夫。 母乳を卒業した後は、夫は数時間どころか丸半日でも、 一人で娘の世話をできるレベルだったのだ。 娘が歩いたのは、私が休日出勤して夫と二人で家にいた時。 もしも夫が育児を思いついたときにしかやらず、私が始終「パパはちっとも 家事育児をやってくれない!」と愚痴っているような家庭だったら、 果たしてこうなっただろうか。 とにかく始めが肝心。 子供が生まれた瞬間から、夫婦そろってよーいどんで子育てスタート。 ビギナーどうし、支え合いながら成長しよう。 (次回は「通院と手術 その3」の予定) ■
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by pino-ombra
| 2017-09-21 22:53
| ワーキングマザー
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