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前回のエントリを書いていて思い出した。
いっちばん最初は、英語での電話会議がとにかく恐怖だったなあ、って。 何が嫌かって、ニュアンスが伝わらない。 日本語だって、音声のみで会話しているとむこうが言っていることが わかりづらいことがあるけれど、それが早口の英語だった日には…。 通じなければ図解するとか、身振り手振りでわかってもらう、 ということもできない。 どうあがいてもコミュニケーションのやりづらさはあって、 それを少しでも解消するために、外資系で働き始めて 何年経っても、電話会議をするときは会議室や フォンブースにこもって、なるべく先方の音声のボリュームを 上げて、こちらもクリアな大き目の声で喋るようにしていた。 電話会議のシステムはだいたい定番があった。 最近ではマイクロソフトが買収したSkypeを使う会社も 多いんじゃないかな。 大き目の外資系IT企業の場合、各会議室の卓上にスピーカーと マイクと電話が一体になった装置が置いてある。 全社共通の電話会議システムを使用している場合は、各国ローカルの 接続電話番号に電話し、自動音声に従って、個別の会議の会議番号を 入力して最後に「#」を押すと会議に参加できる、という仕組みになっている。 いっちばん最初に、何の説明も受けずに「定例チームミーティングだから」 と言われて会議室に入ったら、チームの人が電話装置のボタンを すごい勢いでプッシュし始めたのを見て、目を丸くしたことを 覚えている。 「チーム」が国内外にまたがっていることも知らなかったのだ。 つくづく、面接のときの自分の「転職ビギナーっぷり」が露呈していて 恥ずかしい。 自分が所属するであろう組織のことを詳しく質問するのは、 今思うと当然のことなのに。 電話会議システムはWeb meetingになっていることもあった。 1対1のときはお互いの顔をPCのカメラで映しながらやるケースもあるが、 大概はブラウザ画面に発表者のプレゼンテーションを映しながら行う。 発表者のデスクトップ画面が参加者に共有される形になっている。 今までの中で一番長く働いた外資系IT企業では、グローバル組織に所属していたので、 全世界のメンバーが参加するWeb会議が定期的にあった。 自分の音はミュートにして気楽に画面だけ見ているときに、突然名指しで 呼ばれたりすると、あわわわ…と急いでミュート解除していたものである。 こういうことがあるから、Web会議でも気を抜かず英語を聴き続けないと いけないのよねえ。 世界各国の、ありとあらゆるなまりの強い英語を、電話会議で耳のみで 聴き続けたおかげか、私の英語のリスニング能力は格段に向上した。 インドリッシュだろうがシングリッシュだろうがコリアングリッシュだろうが、 南米なまり、イタリアなまり、ドイツなまり、何でも来いである。 学校の勉強だけでは、決して身に着けることができない能力だ。 おかげで、何度目かの転職のとき、最初の面接がシンガポールにいる 人事担当と電話会議で、転職エージェントから「彼の英語はなまりが きついけど大丈夫?」と言われていたが、話してみたらぜーんぜん平気、 ということもあった。 何ごとも、実地でやるというのに優るものは無い。 多人数が参加している場合は、質問をチャットで受け付ける、 というのもあったな。 質問者はチャットで質問を書き込み、主催者はそれを見て 次々に質問に答える仕組み。 外資系では会議で発言しない、イコール出席している意味が無いと みなされるから、躊躇せずに質問を書き込むべき場面である。 そういえば最初に働いた日系企業では、いったいこの場にいることに 何の意味があるのだろう、という「ただ黙って座っていて、 発言してはならない」という会議が山のようにあったっけ。 平和といえば平和だし、時間の無駄といえば無駄である。 このシリーズ、書き始める前から、あれも書こう、これも書こうと メモが山積みになっていた。 そして、書いたものもあるけれど、まだ手を付けていないネタも 沢山あるはず。 近々、そのメモを見返してみよう。
by pino-ombra
| 2018-05-24 23:10
| ワーキングマザー
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