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能舞音楽劇「義経記」(@足立区ギャラクシティ西新井文化ホール)を鑑賞してきました。
はあはあ。ご、五条大橋ブルースには間に合った…! 続きを更新しました。最初のUPは2016年9月27日 23:47でした。 続きは以下をクリックしてお読みください。 突然ですが、この日の公演、closedのものを除けば記念すべき10回目公演だったのでは? 自分のブログおよび閣下の公式サイトで確認しました。 便宜上、西暦で書きます。○が付いているのは私自身が鑑賞したものです。 1: 2013年8月群馬県大泉町(○) 2: 2013年9月東京都渋谷区(○) 3: 2014年9月兵庫県姫路市 4: 2014年10月東京都あきる野市(○) 5: 2015年3月山口県防府市 6: 2015年6月北海道美深町 7: 2015年7月北海道大空町 8: 2016年3月茨城県常陸大宮市(○) 9: 2016年4月高知県高知市 10: 2016年9月東京都足立区(○) …やっぱり10回目だった!(間にclosedのが一件あったような気がするのですが、 サイト等では確認できないため触れないでおきます。) おめでとうございます〜。パチパチパチ! って遅いわ!(苦笑)。昨日気づいておけよ! でも出演者ご自身達も「次回が10回目…?」と不確かなご様子だったんですよね(苦笑)。 で、記念すべき公演だったわけですが、月末の火曜日、しかも都心から離れた場所。 き、きついわ〜(汗)。夕方、焦りに焦って職場を飛び出して駆けつけても (会社の定時が遅いせいもあるが)、開演時間に絶対間に合わない! 入社したばっかりで、まさか休みを取得するわけにもいかず。 開演後、18分ほど経過してから到着したのだったかな。 席はかなり前の方の、閣下の正面! 義経が鞍馬寺から奥州に向かうことを決める場面の最中で、「良かった、五条大橋 ブルースに間に合った!」と(笑)。 でも冒頭の山井さんの舞い、見たかったなあ。 私があの場面の即興の歌唱を「五条大橋ブルース」と呼ぶのは初演からの流れであって、 当然ですがそのようなタイトルが付いているわけではありません。 (詳しくは初演時のこちらのレポートをご覧ください。 この時閣下は「五条大橋ブルース」とはっきり口に出しておっしゃっていたのね。) 毎回ブルースとは限らないし。だって完全即興ですからね。 今回はいつにも増して強烈。上妻さんが太鼓で、どんどんパッ、どんどんパッ、と叩くイントロに、 閣下はWe Will Rock Youを歌い始められ。うっわあ、これいいわ〜。 気を取り直して上妻さんの三味線。Smoke On The Waterだし(笑)。 沖縄民謡のメロディーあり、最後は閣下、見事なロングシャウト! くぅ〜、たまんねえ!!素敵! 即興歌詞なので「これだけのことを言うのに何分かかってるんだ♪」 「この手持ち無沙汰にしている弁慶、にやにや笑っている弁慶♪」などの アドリブには客席から笑いと拍手喝采。 楽しいわあ。 朗読での上妻さんと閣下のアドリブも毎回、見どころの一つ。 頼朝(上妻さん)と義経もしくは北条政子(閣下)のアドリブのやり取りは、 もう爆笑の嵐ですよ(笑)。 おかげで上妻さんが笑っちゃって一瞬、朗読が中断する場面も。 閣下が自分のアドリブで自分で笑っちゃって、ということは今までも 多数あったよね?とは終演後のMCでの言。 閣下「吾輩は自爆してる」ですって(笑)。 仕込んであるネタでの笑いは、鶴岡八幡宮での静御前の舞いの場面。 「ホトトギスも鳴く頃合いを心得ているようでした」というセリフを 言いながら、横の台上の布包みみたいなものに手を伸ばされる閣下。 ぎゅっと握ると…響き渡る「アアーッ!」の声。 これは…!ライブで多用される例の黄色ラバーの鳥ちゃんじゃん!(爆) ずっと「あの台上のは何だろう?」と気になっていたんですよね(笑)。 山井さんの舞い、特に静御前の舞いは本当に惹きつけられるなあ。 (でも「静御前の能面の前にマイクがくっついているのって、 やっぱりおかしい(笑)」byデーモン閣下。ですって。) 能舞の、あの静謐だけど心の奥底にじんわり迫ってくる感じ。 特に足の動きをじっくり見ています。 あと弁慶の長刀さばき!先般の山井さん普及公演での長刀さばきを 思い出しつつ。私の記憶違いでなければ、普及公演と同じ長刀を 使用されていたのではないかしらん。 地謡の高橋忍さん。山井さんの普及公演で拝見していました。 あっ、見覚えが…と思ったんですよね。(パンフレットでも確かめました。) 山井さんの公演で地謡の声にもじっくり耳を傾けていたせいか、 今回はいつもにも増して、その声や調子が耳の奥まで届く気がしました。 こういうものって、やっぱり繰り返し噛みしめると味わい深くなるというか。 そして高橋さんは金春流の能楽師さんなので、当義経記公演の地謡も、 当然金春流の謡い方なのだと推察されます。 ところで閣下、高橋さんの地謡に合わせて一部、口パクで謡われていますね(笑)。 思わず、舞う山井さんと謡う高橋さん、そして閣下を交互に見てしまいます。 クライマックスでは、割と毎回泣いてしまうのですが、今回はかな~り 号泣に近かったですね~。 涙がどばどば出ちゃって、最後の閣下歌唱の歌、「花の香は満ち満ちて」まで ずっと泣きっぱなし。 何が一番きたかって、義経の「考えてみれば、途中からは自分で選んできた 道だった。人を恨んではいかんのだ」という(ような)セリフ。 一番最後のあの名台詞と合わせて、ずっしり胸に突き刺さりましたねえ…。 記述の順番がしっちゃかめっちゃかですみません。 閣下の衣装は赤い甲冑と30周年公式ビジュアルの長上着の組み合わせ、 それに黒い冠でした。 席が近かったので手元まで見えたのですが、珍しく御手の爪に色が ついていなかった…?(もしくはベージュゴールド的な色??) 上妻さんはいつもと同様、白い紋付に黒い袴。 よく見ると紋付、地模様入りの生地で、おしゃれ~~~! この日から、ついに当公演のパンフレットが発売されました。 冒頭の写真がそれです。 (iPhone…なぜ山井さんしか顔認識しないんだ。苦笑) 終演後のトークでお三方がパンフを手に持ってご登場。 そして、閣下のその場の提案により、お三方サイン入りの山井さん私物(笑)の パンフをお客さんがじゃんけん争奪戦! 山井さんはしぶしぶ(笑)供出し、「後でもう一回、サイン書いてくださいますよね?!」 と念押しされていました。はははは。 この時のトークで、次回が10回目なんだっけ?とか、こういうコラボで これだけ回数重ねるのは珍しいんだよ、という話が。 また、通常の能では三味線が使われることは無いので、同じ和の 伝統芸能とはいえ、ある意味「異種格闘技」のような価値ある舞台だ、 というお話も。 当舞台、5回目の鑑賞となった今回。 自分の今の状況と義経を重ね合わせたり、噛みしめるようにして味わうという 意味で、非常に感慨深い鑑賞の思い出となりました。 次に観られる日を楽しみにしつつ…。
by pino-ombra
| 2016-09-28 23:41
| Music
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