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聖飢魔IIのミサ活動絵巻教典「続・全席死刑 -LIVE BLACK MASS 大阪-」
D.C.18年8月24日発布です。 相変わらずBlu-RayとDVDの両方をデフォルトで購入。 いいの!そのために(?)稼いでいるんだから!! D.C.18年1月21日の続・全席死刑ツアー千秋楽でのすべての演奏曲、前説、後説、 ボーナストラックとして前日演奏された「悪魔のメリークリスマス」が収録されています。 当レポートは比較的長文で、思い入れの多いくどい文章です。 ご了解いただいた上で、続きを読む方は以下をクリックしてください。 しょっぱなからズバっと言っちゃおう! 当活動絵巻教典、個人的には歴代のミサ活動絵巻教典の中では 最高傑作のうちの一つだと思います!! 音が良い、演奏が格好良い、MCが面白い…ポイントを列挙することは簡単なのですが。 それだけじゃないのよねえ。 何というのかな…「目が離せない」。一言で言うなら、それです。 どこが一番面白い、一番格好良いと言うことがむしろ難しい。 どこもかしこも面白くて格好良い。 そして構成員全員のとてつもないパワーが画面を通して伝わってくる。 トータル2時間40分以上があっという間に感じられます。 私は当ミサに参拝しています。レポートはこちら。 メモ無しでそこそこ頑張って記憶していますが、読み返すと詳細や順番が 微妙に違うわ(苦笑)。 特に雷電殿下のハーネス装着のくだり。あれはカメラが付いていたのね! ハーネスカメラに映し出されたプレー中の殿下の腕のたくましさに…シビれたわ! 参拝した当日に、「このミサの活動絵巻を観るまでは死ねない!」と思うほど、 強く強く期待していた当教典。期待通り、いやそれ以上の素晴らしさです! ベタなところで、まず演奏と歌唱が良い! 全体的に音がすごく良くて、底からうわ~っと湧き上がってくるようなグルーヴを 感じます。ミサ会場で体感したあの感じを再度体感できるような感覚。 そして閣下の歌声の迫力!しかもそれが、最後の最後まで途切れることなく続くのです! 歌詞の間違いが非常に少ないのも良いですね~。 「サクラちって~」。前日は個人的に非常に!!大事な箇所の歌詞をお間違えに なっていたので(ニコ生にて視聴)、千秋楽では祈るような気持ちで聴いていて、 見事に間違えずに歌われたので、もう涙腺決壊状態でして。 3階からは双眼鏡を使ってもよく見えていなかった詳細が見られるのも活動絵巻ならでは。 閣下の戦闘服、黒いマントにはさや型の地模様が入っていたのね! アンコールでの紺色の戦闘服の裏地が同じくさや型模様なのは気付いていたけれど。 戦慄のドナドナでの「オペ」の模様も、初めて詳細がわかりました。 食い倒れ太郎は3階からはさすがに見えなかったなあ。 ものすごーく細かい処では、「KIMIGAYO~」の後半で和尚が一瞬、 微笑みを浮かべながらベースを弾いていらっしゃるように見える処とか、 「Masquerade」でコーラスを歌う参謀は閣下のマイクに顔を寄せる必然性は 無いのに(ヘッドセットマイク装着してるから)なぜか仲良さげに顔を 寄せ合ったりとか(笑)、「Gloria Gloria」のクライマックス(1:18:45あたり)で 閣下、参謀、代官が揃って手を上げる動作をされているのを見て、 胸がズキンと激しく波打つとか…細かいツボポイントがあちこちに…。 雷電殿下のドラムソロも良かったなあ。 あえて贅沢を言うならば、往年のようなモンスターリズムバトルを もう一度観たい!! 和尚のベースソロがツアー前後半ともしっかりあったのはもちろん嬉しいのですが。 求ム。和尚と殿下のリズムバトル。 「世界一の口づけを」を歌われる閣下の目つきにはキュン萌え(笑)。 歌われているときの閣下の目つきには独特の艶っぽさがありますね。ウフッ。 そしてどの曲も、すんばらしい歌声とド迫力のシャウトにしびれるぅっっっ!! 特に!「Holy Blood」最後のオクターブ上げるシャウトおぉぉぉ!(私がシャウトしてどうする) キュン萌えといえば…娘のアクア(中学生)が一緒に観ていて、 ルーク参謀に萌え萌えになっていましたな(笑)。 MCで色気ムンムン満開の参謀を見て、キャーキャー!って。 あとコール&レスポンスで参謀の「ちっちきちー」ポーズになぜかバカ受けするアクア。 そうか、女子中学生にはそこがツボなのか。 何度観ても笑ってしまうのが「20世紀狂詩曲」でのchoo choo trainダンス! ほんとこれ最高! ゼノン和尚の上田吉二郎のモノマネも…(笑)。 さりげなく、でもむちゃむちゃ面白いのは「ドナドナ」最後の代官。 救急隊員さんと敬礼!何やってるんすか(笑)。 今回のツアーを通して、代官、エンターティナーとしてひと皮むけたなあ、って 不遜ながらしみじみ感じましたよ。 前説で「D・E・A・T・H!」のお家芸を定着させたり、上記のダンスやら 敬礼ポーズやら、twitter用写真撮影の様々なポーズやら…私たちを 最高に楽しませようとして下さっているのが伝わってきてジーンとします。 そういえばこの日の写真を撮る前の参謀と和尚の会話…なんとなーく、 D.C.13(西暦2011)年のTribute To Japan二日目の前説を 彷彿とさせられました(笑)。漫才コンビ…。 見る回数ごとに「ジーン」度合が深まっていくのが最初の2曲が終わって、 閣下が取れてしまったマントを装着されている間、代官と参謀が無言で 客席を煽るシーン。閣下が前に出て来られない状況で、ご両名ともとっさに 取った行動でしょうけれど、あれが自然とできてしまう、 またそれに即座に応える客席、その双方に以心伝心というか、見えないけれど しっかりした絆があるのだなあ、と。 聖飢魔IIが他に類を見ない稀有な団体であると思う理由の一つに、 全構成員が全身全霊でエンターティメントをされているから、というのが あると思っています。 一度観ただけで虜になる、聖病に罹患(りかん)して、再び観ずには いられなくなってしまう…演奏、歌唱が卓越しているだけではそういう風には ならないと思うんですよね。 実際、30周年のツアー中、誘われてとか軽い気持ちでミサを観てみたら、 どハマりしてもう一度観に来てしまった、という人を複数知っています。 ウフフフフ…聖病ね…。 私がこの日の閣下による後説が、記憶に深く残るものになりそうと思う理由。 それは、このツアータイトルはそういう意味だったのか!と目からうろこが 落ちる思いがしたからです。 25周年の「ICBM」(Inter Continental Black Massの略ですが、 当然ながら「大陸間弾道ミサイル」ともかけている)のように聖飢魔IIならではの 「毒」を効かせたツアータイトル…ただそれだけ、と思っていたのですが、 最後の最後でこのような謎解きがあるとは。 大爆笑の、代官による前説から本編、アンコール、MCでの面白すぎる場面の数々、 そして後説とボーナストラックまで、尽きることのない魅力満載の活動絵巻教典。 やっぱり最高傑作だわ…!
by pino-ombra
| 2016-08-30 23:04
| Music
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Comments(4)
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by
と
at 2016-09-10 19:34
x
作品としては好きな活動絵巻教典は他にもあるにはあるのですが、この教典は色々な意味で30thの熟した良さが溢れていますよね~
毎回何故かニヤニヤしちゃいます(笑)
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pino-ombra at 2016-09-10 20:10
>と さん、
おっしゃる通り、好みとか思い入れでは甲乙つけがたい活動絵巻教典は私にもあります。 好みでいえば、B.D.10の武道館ミサの活動絵巻は好きですね~。全構成員の圧倒的なパワーがみなぎっている! 今回の活動絵巻は、さまざまなポイントでの悪魔様達の円熟度合、そして突き抜けたエンターティメント力が見どころだと思っています!
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by
と
at 2016-09-11 02:44
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世界一のくちづけを
は演奏も閣下の歌も本当に良いですよね!! KIMIGAYOは~も和尚のソロ含めて最高です。 最後に流れる荒涼たる新世界のインストアレンジもなかなか。 蛇足に本当にどうでもいい部分なんですが、代官の記念撮影カメラは良いカメラ(7万くらいするRICOHのGRシリーズ?)みたいなので、もっともっと綺麗に撮れそうです(^^; そこが逆に代官っぽいですけどね(笑)
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pino-ombra at 2016-09-11 19:12
>と さん、
本当にどの曲の演奏も歌唱も良くてしびれます! 代官のカメラ、そんなに良いカメラなんですか。 (一眼レフではなく)コンパクトカメラでその値段はかなりの高額品ですよね。 でも、あのシチュエーションで一発で綺麗に撮るのはなかなか難しいですよね(苦笑)。 事前に場所決めはするにしても、お客さんが全部入った状態でのライティングとかは一発勝負でしたから。
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