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是方博邦Rock Unit Trioライブ(@関内Stormy Monday)に行ってきました。
出演:G.是方博邦、B.石川俊介、D.長谷川浩二 ダブルアンコールが飛び出す盛り上がりっぷり!今回のスイッチの入り具合はすごかった!! 続きを更新しました。最初のUPは2014年3月22日 午前0:42でした。 続きを読む方は以下をクリックしてください。 このライブハウスに来るのは本当に久しぶりで、調べてみたら、昨年は一回も 来ていないことが判明しました。あらまあ。 かなりこじんまりとした、客席とミュージシャンがすごく近いライブハウスで、今回は その「距離の近さ」がすばらしく良い方向に働いたライブとなりました。 春とは名ばかりの底冷えがする春分の日、金曜日。 開場時間が押して、寒い~、早く入店したい~、と震えながら待つことしばし。 開演時間はほぼ定刻でした。 是方さんが「ブルースやります」と一言おっしゃって、ライブのスタート。 Rock Unit、つまり長谷川さんがドラムスで、おとなしめの曲からスタートって、 私が観ている範囲では、ちょっと珍しいかな?とはいえ、2曲目のSahara Oasisから、 スイッチが入ってきましたよ~、って感じで(笑)。 来た来た、長谷川さんの凄腕のフィルイン(笑)。 ツインペダルのBドラのプレイも見逃せません。たびたび長谷川さんの足元を見ちゃいました。 石川さんのベースはフェンダーのオフホワイトの4弦一本。 今回の席は、石川さんの右手の腹側(っていうの?)が見える位置でして。 あの親指のべしべしっ、というプレーを、親指の腹をじっくり見ながら聴くことができるという 何とも贅沢な状態。ふふふ。(←マニアック?) 今回やった曲の中では、「風の城」と「Marianas」が初めて聴く曲だったかと思います。 Asian Street Styleは久しぶり、かな? この曲からマンモスへとつながるあたりは、すっごくパワフルで、このメンバーの演奏ならではの 醍醐味を存分に味わえました。 前半の早い段階のMCで、長谷川さんが散々、「ライブでお客さんが盛り上がらないと、 どうしようっていう気分になる、お金返しましょうか?っていう気分になってしまう」と おっしゃっていたこともあるのか、私を含めて(笑)、客席からの盛り上げ方が 半端じゃなく。長谷川さんが派手なフィルインを入れると、客席から黄色い歓声。 歓声に煽られて、さらに長谷川さんが派手なプレーをすると、呼応してまた歓声。 そんな、良いループが延々と連鎖して、ライブハウス中に熱い空気が充満していました。 MCで笑ったのは、このお店のお向かいに見えるインド、ネパール料理のお店の 看板がすごいオレンジ色だよね、という話題から出た話。 石川さんのお住まいの近所で、以前はすし屋だった処がインド料理のお店になり、 お店のいたる処がオレンジ色に塗り替えられてしまった。それは良いんだけれど、すし屋の時から あった信楽焼きの狸もオレンジ色に塗られてしまった、と。ええええ~?? もっとすごいのが、明らかにすし屋で魚を載せて出していたとおぼしき平皿に、 ナンやらタンドリーチキンが載って出てくるそうです…(汗)。 是方さん「お皿はオレンジ色に塗られてないの?」 石川さん「お皿はオレンジ色じゃないです」 う、う~ん(苦笑)。 他には、前述の客席のノリの話との関連で、外国人のお客さんって知らない曲でもとりあえず ノるし、ノリが違うよね、というお話も。 先日、長谷川さんがガラス張りで外から見えるスタジオでリハをしていたら、あまりに ノリノリで見ている通りかかりの外国人達がいたので、中に入れてあげたのだとか(驚)。 一緒にリハをやっている中に英語ができるかたがいらしたので、「どこの国から来たの?」とか、 お話しもしたそうです。 この話の区切りの部分で、石川さんがはたと思いついたようにマイクを取り、「前に打ち上げで 飲み食いしていたら、そこにノリのいい外国人のやつら数人がわーって入ってきて、 散々飲み食いして出て行ったんですよ。皆、誰かの知り合いかと思っていたら、誰の 知り合いでもなくて、要するにタダ食いですよ!」と。 な、なんじゃそりゃ~(笑)。 後半でも、おとなしめの曲は「想い出の街」くらいかな。 とにかく、パワフル!熱い!ひたすら盛り上がった!(笑) 「毒トカゲの曲やります」と是方さんが悪そうな(笑)口調でおっしゃって始まった Salamanderから、圧巻の10分?もっと?とにかく長くてあつ~い長谷川さんのドラムソロ、 そして間髪入れずノリノリのGrape Sugar、その曲中で石川さんのベースソロの 客席練り歩き。 石川さんのソロも、長谷川さんに煽られたらしく、ものすっごい迫力!ある意味、何かの スイッチが入っちゃったプレーっぷり! このライブハウスで客席練り歩きをされると、文字通り「目の前」、ほんの10センチ、20センチの 距離で石川さんの、あのプレーを目の当たりにすることができます。 このソロの時も、客席からはたびたび、黄色い歓声が(笑)。 その勢いのまま、本編最後はGold Rush。おおおおおーーーー。アドレナリン出るわ! Grape SugarとGold Rushの2曲は、是方さんのノリノリのギターの音が全開に なり、聴いていて理屈抜きの気持ち良さです。 石川さんのベースも踊るような音の羅列。 (で、石川さんの親指の腹を凝視するアヤシイ私。笑) あまりの盛り上がりっぷりに、スタンディングオベーションをするお客さんもいらっしゃる中、 アンコール。「The Owl Story」。 これで締めるはず、だったのですが、再度のアンコールの拍手が鳴りやまず。 このままでは終われないと察したメンバーが、何なら演奏できる?と協議を。 ちらっと聞こえた範囲では、Led Bootsという案も出たようですが、長谷川さんが渋い顔を されて、見送り。(ちえっ。笑) 結局、「夜空ノムコウ」になりました。 是方さんが急いで出してきた譜面を、石川さんと長谷川さんが覗き込むようにして演奏。 そりゃそうですよね、リハでやっているわけじゃないでしょうし。 それでも、素晴らしい演奏でした。特に、キメの部分で3名がピタっと合うところ。 客席の欲張りなリクエストに応えてもらえて、大好きな曲も聴けて、大大大満足の一夜でした! お店の中と外の物理的な温度差が身に染みた帰路でした(苦笑)。 セットリスト ---------------------------- 【第一部】 Watching The River Flow Sahara Oasis 風の城 Asian Street Style マンモス 【第二部】 Eagle Marianas 想い出の街 Salamander ドラムソロ→Grape Sugar(ベースソロ) Gold Rush 【アンコール1】 The Owl Story 【アンコール2】 夜空ノムコウ
by pino-ombra
| 2014-03-22 23:32
| Music
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