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横浜音祭り オープニングコンサート(@横浜みなとみらいホール 大ホール)に
行ってきました。 出演:須川展也(指揮、サクソフォン)、デーモン閣下、鈴木隆太(オルガン)、 横浜音祭り吹奏楽団(シエナ・ウインド・オーケストラ、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、 ベトナム国立交響楽団)、横浜音祭りユース吹奏楽団(洗足学園音楽大学、 フェリス女学院大学音楽学部) 耳に焼き付いて離れない、あのファンファーレ、ボレロ…そしてSOLA。 笑いあり、感動ありの素敵な十六夜のコンサートでした。 生パイプオルガンの伴奏付き悪魔様の歌声…超貴重でっせ!!! 続きを更新しました。最初のUPは2013年9月21日 午前0:31でした。 当レポートは私の記憶にもとづくものです。 MCの内容等は正確ではない可能性があります。 また、けっこう長い記事になっています。 上記をご了承の上、続きを読む方は以下をクリックしてください。 みなとみらい駅には6時少し前に到着。某店でお茶をしていたら、上部にある クイーンズタウンのほうから、6時ジャストに何やら吹奏楽による演奏が聞こえてきました。 後でこれが、音祭りの開会を告げるファンファーレの演奏だと知ったのでした。 で、腹ごしらえが済んで地上階に上がったら、ちょうど林文子市長が開会宣言の 挨拶をしている場面に遭遇。おおおーーー。これがかの有名な、林市長。 実はダイエーの会長に就任された頃の著書を拝読したことがありました。 リーダーシップを取れる女性って、素敵。 2か月以上にわたる、市を挙げてのイベントのオープニングコンサートだったので、当然、 大ホールは上階までほぼ満席。私はラッキーなことに、一階一桁列のかなり良い場所でした。 閣下ファンクラブではなく、e-plusの一次先行で取りました。FCのほうがさらに良席だったか 否かは、わかりません。結果的には大変満足できる席でした。 演奏はすべて吹奏楽団によるもの。横浜は日本吹奏楽の発祥の地ということで、 音楽祭の幕開けには当然、吹奏楽のコンサートだろう、ということでした。 全体的には、デーモン閣下は…歌唱、兼進行役、といったところでしょうか? 歌で参加されたのは2曲で、あとは曲間に出て来られて、須川さんと会話しつつ全体を 進行する、という役回り。 出演者について。 須川さんは、デーモン閣下からのご紹介文言をそのまま引用すると、「人気、実力ともに No.1のサックスプレーヤー」で、吹奏楽団の指揮をしつつ、自らもサックスソロを吹かれます。 でも閣下から「指揮はどれくらいされるんですか」と尋ねられ、「しき…春夏秋冬…」 閣下「いや、その『四季』じゃなくて」と、いきなりボケをかましつつ(笑)、「実は指揮じゃなくて 踊っているだけなんです」と謙遜されていました。 これは…侮れないキャラクターだわ…(爆)。 で、須川さんいわく「実は僕が指揮をしていない間は、見えない指揮者が指揮してくれて いるんです」と。見えない指揮者って(笑)。 普通は陰の指揮者というと、オーケストラではコンマス(コンサートマスター、 第一バイオリンの主席奏者)だと思いますよね。でも、私が見ていた限りでは、 アルトサックスの男性のコンマスではなく、クラリネットで一番客席に近い位置に いた女性奏者の方が陰の指揮者だったように思えたのですが。 というのも、須川さんがソロを吹いている間、楽団の目線が一斉にその女性奏者に 注がれていたからです。シエナウインドオーケストラの公式Webサイトのトップページで、 青い服を着ている方です。クラリネットを吹きながら、明らかに体全体でリズムをとっていて、 他の奏者がそれにシンクロしてテンポを合わせていました。 閣下の爆笑MCに吹き出してしまったり(その方だけでなく、何人か一斉に噴き出していた場面も あり)、陰の指揮者をやったりと、今回の公演では色々大変だったんじゃないかと(笑)。 楽団は、今回のために3つのプロの吹奏楽団から編成されたもの。 それに、二つの大学から吹奏楽専攻の学生さん達が「ユース」として結集し、最後の曲と アンコールを一緒に演奏するという趣向でした。 閣下は途中のMCで「高校生」とおっしゃっていましたが…いや、両校とも系列高校は 女子校でっせ(苦笑)。ユースの半分は男性だったので、明らかに「大学生」の間違いですね。 本日はセットリスト…じゃなくて(笑)、演奏プログラムを先に書きます。 カッコ内は作曲者名です。 【第一部】 「スターウォーズ」メイン・テーマ(ジョン・ウィリアムズ) SOLA(デーモン閣下) 行進曲「威風堂々」第1番(エルガー) 惑星より「木星(ジュピター)」(ホルスト) 日本民謡による狂詩曲(石川亮太) 【第二部】 横浜音祭り序曲(ヤン・ヴァン=デル=ロースト) リベルタンゴ(ピアソラ) マイ・ラブ(ポール・マッカートニー) ボレロ(ラヴェル) 【アンコール】 星条旗よ永遠なれ(スーザ) ご覧の通り、非常にポピュラーなプログラム内容で、イベントのオープニングにふさわしい 華やか、かつ楽しいコンサートでしたね。 最初は、聴いていると自然とわくわく感が高まってくるスター・ウォーズのテーマ曲から。 青い照明をふんだんに使って、客席の高揚感を煽っていました。 大編成のブラスバンドって、すごい迫力!今まで吹奏楽のちゃんとしたコンサートを聴いた ことがなかったので、新鮮だし良い体験をさせてもらいました。 一曲目が終わると、一転して舞台が赤い照明で彩られ…パイプオルガンの重厚な 音が奏でられる中…しもて側からデーモン閣下がシャウトされながら登場! Mythologyの時の黒と紫の衣装に黒い冠のかぶりものです。 ちなみにこの後、閣下ご登場のたびにパイプオルガンが(閣下のためだけに!)奏でられ、 その都度閣下は、オペラ調のアドリブの歌やら、オペラ調のtoi toi toi!やらを 披露されたのでした(笑)。そして、それを見て上記のクラリネットの方が最初はポカーンと されていたのでした(爆)。今思い出しても、その光景がおかしくって…! 「吹奏楽と悪魔のコラボレーション」は、閣下のアルバム「Mythology」の中から、 「SOLA」でした。このコンサートで、この歌の閣下の生の歌唱を聴けると思っていなかったわ~。 すっごく嬉しかったです。以前、TVでシエナ・ウインド・オーケストラと「BURN!」を 共演されていたことはありましたけどね。今回は閣下の持ち歌です。 で…閣下が歌い始められた瞬間に私の脳裏をよぎったこと…閣下、歌詞間違えたり されないかしら(爆)。 最初の「おやすみ」「さよなら」の順番をクリアされた後も、実はけっこうドキドキ。 多分、最後まで間違えずに歌われていた、と思います。 えーっと、そんなことより歌を聴け!ですよね。ハイ、魂を傾けて聴かせて頂きました。 もうね…涙出そうになりました。「好きだーーーーーっ」って叫びそうになりましたよ。 数十名の吹奏楽団に負けない、あの迫力と美しい歌声。 閣下の基本の立ち位置は、中央から少ししもて寄りの場所だったのですが、この歌の 時は舞台かみてのかなり端っこまで行かれて、客席に向かって語りかけるように 歌っていらっしゃいました。はあ~…。 閣下…来年は、ライブツアーやってくださるかしら…?もっともっと、歌声を聴きたいよぅ。 続いての2曲の紹介をして、袖に引っ込んでいかれる閣下。 「ジュピター」の発音が、なぜそんなにおどろおどろしいのかしら(笑)。 おどろおどろっていうか…観ていない方が想像しやすいように書くと、 「FOREST OF ROCKS」の冒頭の英語で挿入されている台詞みたいな、アレ。 あのお声が「ジュピタ~」に置き換わったと思ってください。(余計わからない?) この時以外も、閣下の話術の巧みさが全開で、笑いっぱなしのステージでしたねえ。 音祭りそのものの説明をされるのに、計算してみたら今年は日本に吹奏楽が発祥して 144年、どうせなら来年やればよかったのに、とか(笑)。 音祭りの間、横浜中のホールやライブハウスやデパートやデパ地下でいろんな 演奏が開催されている、とおっしゃった時には、またまた閣下~、そんな小ネタを 挟んで…と思ったら、客席の笑いから察した閣下が「ここ(アンチョコ)にそう 書いてあるんだ!」と主張される場面も(爆)。 ポール・マッカートニーが来日するが、チケットがとれなくてヤフオクでものすごい 高額で出ているから、今日の(「マイ・ラブ」)の演奏を聴いて代わりにすればいいじゃないか、 とか。 ふと思ったのが、そういえばビートルズのポール作曲の曲ではなく、解散後の ポールのソロ曲ですね、マイ・ラブって。 この曲も、リベルタンゴも、吹奏楽ってクラシカルな音楽だけでなく、ポップな曲を やってもハマるものなんですねえ。 まあ、ボレロもクラシックの中では異端といえば異端、かもしれませんが。 話が前後しました。 この日の目玉、二つのうちの一つが、世界初演の「横浜音祭り序曲」。 吹奏楽界では世界的に有名な方が、「YOKOHAMA」の文字を音階に置き換えて 冒頭部分に織り込んで、当イベントのために作曲されたものです。 この説明をされるときに、閣下は「CACA…」というのをドイツ語読みされていたのが 個人的には大変印象に残りました。「シー、エー…」ではなく、「ツェー、アー…」と 読まれていたのです。クラシック畑では割と普通、ですけどね。 (私が子供のころ教わっていたピアノの先生は、何でもドイツ語読みしていました。 Gマイナーのことを「ゲーモール」とか…) と、感心させておいて、作曲者さんからの英語のメッセージを、最初は英語のまま、 途中から「外国人調の和訳」で読み上げられる閣下(爆)。 んもーーーう!好きだわ~。これがたまらないのよっ!(笑) 肝心の曲ですが、後で閣下も感想としておっしゃっていたように、ものすごく壮大で、 港町横浜から眺める海と空が脳裏に浮かぶような曲でした。 ステージをよく見ていると、大型の金管楽器とかコントラバスの演奏の様子が 面白かったですねえ。あと、パーカッションも。 もう一つの目玉は、173名編成による「ボレロ」。 本当は、プロデューサーの方は200名を目指したらしいのですが、今回は200名には 届かず、それでもかなりの大編成の吹奏楽でのボレロを実現できたらしいです。 ステージ背後の客席部分に、学生さんの奏者が楽器を持ってずらりと整列。 視覚的にも圧巻でした。 最初は、ごく小さな音で始まるボレロ。一曲丸ごとが一つのクレッシェンドになっている 曲ですが、注意深く聴いていると、各楽器の特徴を順番に紹介しているような造りにも なっているのですね。前半、打楽器が入ってくる前はずーーーっとスタッカートで 吹き続けていたフルート奏者の方…ご苦労様、の一言です。あれ、きつくないのかなー。 いったん吸い込んだ息を、微妙なコントロールでスタッカートでずっと途切れなく 出さないといけないんですよね? それにしても、ボレロもアドレナリンが出る曲ですねー。あの、じわじわ、じわじわと 押し寄せてくる感じ。音が大きくなるにつれて、鳥肌が立ってきます。 学生さん奏者が一気に加わってくる箇所では、本当にぞくぞくっ、としました。 そして、なんと…閣下が、パイプオルガンの脇から、真っ赤な衣装に身を包んでご登場! 手にはマイク…そう、なんとクライマックス部分に、歌唱でご参加だったのです! うわあ~~~~! ここ、本当に叫びそうになりました、興奮で。(叫んでないですけどね。) 閣下は「Ah~♪」というご発声で、曲の最後のクライマックスにて歌唱、ドキドキするうちに、 あの振り落すようなエンディングの部分まで、あの美声で歌いあげられました。 ああもう…感涙。 曲が終わると同時に、客席からは嵐のような拍手。私、もしかして生まれて初めて コンサートで「ブラボー!」って叫んだ、かもしれない(笑)。 いやもう、大興奮。素晴らしかった。 須川さんが楽団に向かって客席からの拍手をうながす間に、閣下もステージ上に降りて 来られて、さらに割れんばかりの拍手。 真っ赤な衣装…もしかして、初披露かしら?ベルベット生地の重厚なものでした。 いやー…素敵。 アンコールは、これも有名な曲。 途中、須川さんが客席に向かって手拍子を促し、さらに強く打ったり弱く打ったりを 須川さんの身振りで、客席一体となって楽しみました。 (なんか…ウィーンフィルのニューイヤーコンサートみたい。笑) ウキウキと楽しい気分のうちに演奏は終了し、一番最後は閣下も再登場されて、 客席からは万雷の拍手が長い間続きました。 楽しくて、楽しくて、興奮して。 終わったら、なんかスポーツをやった後のような発汗と爽快さ(笑)。 客観的に後から考えると、閣下の歌が一曲って物足りなーい、とか 感じても不思議じゃないのに、全然そういう感覚は覚えなかったんですよ。 むしろ楽しさでお腹いっぱいで。選曲と演奏の素晴らしさ、閣下の歌唱の美しさ、 そして進行の楽しさなどなど、どこをとっても満足度の高い内容だったからでしょうね。 あのボレロは、久しく耳に残りそうです。 カメラが入っていたようだし、どこかで放映してくれないかしらん? (生の演奏に勝るものはないですけどね…) 楽しい一夜をありがとうございました!
by pino-ombra
| 2013-09-22 00:09
| Music
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Comments(4)
Commented
by
meyu
at 2013-09-23 22:09
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おひさしぶりです♪
やはりいらしてたんですね。 閣下、アウェーかなと思ったってたら たくさんファンの方いらしてましたね。 かくいう私も「SOLA」歌唱の後 明らかに吹奏楽オタク、クラシックファンにかこまれつつ 「かっか~」と叫んでた一人です(^^; クラの方、恐らくシエナのコンミス(コンサートミストレス)さんですね。 私は2階席(しかもクラ全く見えない席^^;) だったので、演者の目線も追えるような席でのレポート、 楽しませていただきました。 相変わらず視点が鋭いですね~さすが! あのオルガンの方、アドリブなんだそうですよ!! そのアドリブにさらにかぶせる閣下、すごすぎ… 吹奏楽と閣下、やっぱり合うなぁと再認識した一夜でした。 「BURN」も聴きたかったなぁ…
0
Commented
by
pino-ombra at 2013-09-23 22:46
>meyuさん、
えー!いらしてたの! 事前に知っていれば、終了後の飲みは無理でも、休憩時間におしゃべりとか、できたのに! 客席、閣下ファンも一定以上いた感じでしたね。 閣下ファン以外にも、閣下の魅力をまざまざと見て頂くことができたんじゃないでしょうか? SOLAの歌唱、良かったですよねー。 オルガンとのアドリブ共演も最高でしたね。オルガン奏者さんのお茶目なこと(笑)。
Commented
at 2013-09-27 22:04
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
by
pino-ombra at 2013-09-28 15:50
鍵コメ@2013-09-27 22:04 さま、
なるほど、そういうことでしたか。 閣下ファンはマメですからね(笑)。他にも多数いらしていたことでしょう。 某スリーピースバンドのツアーも始まっているし、また近いうちにお会いしましょう!
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