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目黒ブルースアレイジャパンでの藤野美由紀FUNK&SOUL2012ライブ(出演:Sax藤野美由紀、B.石川俊介、Key.フラッシュ金子、G.玉川雄一、D.江口信夫)に行ってきました。
あまりに盛り上がった長いライブで、帰宅したのが遅すぎたので、 こんな半端なタイミングで、記事をいったんアップしております。 スペシャルゲストは…なななななーんと!ゴスペラーズの村上さん! いやもう、レアな一夜でしたよ…! (続きを更新しました。) 毎日うだるような暑さで、実は数日前、体調を崩してしまいました。 この日もギリギリまで、ライブに行けるくらい体が回復するか様子見状態でしたが、 何とか体調も戻ってきたし、席も予約してあったので、出かけることにしました。 目黒のブルースアレイは、一年以上ぶり。入場して席に着くと、男性比率の高さに圧倒されます。 少なく見積もっても7割以上が男性。普段、女性比率の高いライブにばかり行っているので、 なんか新鮮~。やっぱりメインプレーヤーが女性サックス奏者のライブだけありますね。 このメンバーのライブを観るのは、今年の3月以来、2度目。 定刻の7時半から15分ほど押して、出演者達の登場。藤野さんは、黒にゴールドの ラインの模様が入った迫力の衣装!(ちなみに後半は真っ赤なミニスカドレスに スワロフスキークリスタルのアクセサリーを大胆に合わせて、これまた素敵でした。) フラッシュ金子さん、黒い山高ハットがナイスだわ~。長髪にあの帽子、独特の雰囲気ですねえ。 石川さんのベースは2本、赤い5弦ベースとオフホワイトのベース。 そして機材の上にはピンクのうさちゃんのペットボトルケースに入ったドリンク(笑)。 このペットボトルケースは、後のMCで散々ネタにされていました。 立ち位置は中央後方だったので、演奏されている様子はよく見えました。 ギターの玉川さんが、私の席からは見づらかったのがちょっと残念。 例によって自信の無いときほど、先にセットリストを書きます(苦笑)。 【第一部】 Sing A Simple Song Big Blow Whom I Love The Most For The Love Of You ? (Tower Of Powerの曲、「What Is Hip?」かも…) Hit The Wall(? と聞こえた) 【第二部】 ? Water No Get Enemy Soul Serenade If Only For One Night Let's Stay Together ? 【アンコール】 Soul Power(?) …うーん、相変わらずハテナが多すぎる。 前回とかぶっていたのは3曲くらいかな?藤野さん自身の曲である前半の3曲目と、 フェラ・クティのWater No Get Enemy、あとアンコールの曲。 全体に、黒人ミュージックからのファンク&ソウル!という選曲が多かったですね。 これは藤野さん自身も、フラッシュ金子さんも、かなり意識されているようです。 藤野さんのソウルフルなサックスが、そういう音楽にばっちりハマっている上に、 石川さん、江口さんのリズムセクションの骨太な音がそれをしっかりと支え、金子さんの 縦横無尽なオルガンとピアノ、玉川さんの小気味よいギターと、気持ち良さ全開のライブでした。 特にアフリカンな曲をやっているときの、江口さんの太いドラムの音が良かったな~。 それにまた、石川さんのズンズンとした低音のベースの音が、ハマること、ハマること。 アフリカンな音楽って、ベースの低音がうねりながらグルグル回っているような感じで、 それが延々と繰り返されるので、中毒のような気持ち良さなんですよね。 しかし前半、最初のメンバー紹介で、「聖飢魔IIと米米クラブが一緒のステージでアフリカンな 音楽やってるって、すごくないですか?!」という発言があって、大受けしました(爆)。 さて。スペシャルゲストの登場は、前半の4曲目。バラードの曲の途中で、突然、朗々とした 男性のヴォーカルの声が響き渡ります。えっ、これ誰?金子さんが歌っているんじゃないよね? と、思わずキョロキョロしていたら、客席の後ろから、誰やら登場! 藤野さんが紹介します、「スペシャルゲスト、ゴスペラーズ、村上てつや!」。 うわああ~~~~!これは有名どころ、キターーーーッ! 道理で当日になってもスペシャルゲストの名前が秘密だったわけです。 まさか、ここでこんな歌声を聴けるとは、思ってもいませんでしたね~。 客席も熱狂して盛り上がりました。 村上さんの歌声は、まさに、ソウルフル! 藤野さんのサックスの音ともバッチリはまって、ただ素直に、すごい!という感嘆で 満たされながら聴いていました。 …それにしても聖飢魔IIと米米クラブとゴスペラーズが一緒のステージにいるって、 やっぱりスゴイ(爆)。 村上さんと、各出演者のつながりについて、MCで盛り上がりました。 村上さんは、藤野さんが書かれたサックスの教則本をすべて持っているそうです。 のみならず、サックスも一応吹かれるらしいのですが、何の間違いか日本のサックス奏者 名鑑みたいなのに名前が載ってしまい、それはおかしいだろ、という事態になったとか(笑)。 玉川さんは数年前にゴスペラーズのツアーを延々サポートしていたので、300ステージは 軽く一緒にこなしている、また江口さんはゴスペラーズのデビュー曲のB面の曲の ドラムを叩かれたのだそうです。 金子さんとは以前から面識があったし、石川さんとも、話を聞いている限りでは 結構前から知り合いだった模様。(かなり前というのは、もちろん聖飢魔IIの解散前から、 という。) 石川さんは悪魔の姿と人間の姿でギャップがありすぎるので、聖飢魔IIの期間限定復活で 楽屋に行った藤野さんが、普段の石川さんと違いすぎて、ゼノン和尚と視線を合わすことが できなかったという話を、この時されていました(笑)。 村上さんも、「石川さんはギャップありますよね~。デーモンさんは面影(?!)ありますけど」 とさらっと発言。そそそそそそ、そうなんですか~?! 村上さんは第二部の後半とアンコールでも登場。 第二部で歌われたIf Only For One Nightは不倫(?)の歌で、男がお願いばっかり している内容だ、と(笑)。 いやでも、歌詞の内容はともかく、村上さんの高音の歌声、素晴らしかったわ~。 アンコールでは、やはり客席の盛り上がりに応えて村上さんも再々登場、というのは 予想してはいましたが、登場された村上さん、何とサックスを下げているではありませんか! ぬぁ~んと、藤野さんと一緒にサックスを吹くとのこと。ただ、一人では吹けないから、と。 なんか、レア度にさらに拍車がかかっているわ~。 アンコールの曲は、3月の時と同じ、「Soul Power!」という掛け声がとっても楽しい ファンキーな曲。藤野さんと村上さんに促されて、客席が総立ちになります。 そして全員がノリノリで踊る中、藤野さんの客席練り歩きによる、サックスのソロ! 玉川さんもノリノリのソロを披露し、大盛り上がりの中で、ライブがお開きとなりました。 終わったら11時をとっくに回っていて、ちょっとびっくり。 いや~、盛り上がったからかしら~。 とっても、とっても、気持ち良い一夜でした。 次があったら、また行きたいなあ。
by pino-ombra
| 2012-08-02 22:35
| Music
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Comments(2)
Commented
at 2012-08-04 15:48
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
by
pino-ombra at 2012-08-05 22:23
鍵コメ@2012-08-04 15:48さま、
コメントをありがとうございます。 やっぱりライブは首都圏に集中してしまうんですよね。 お役に立てて何よりです。 今回のライブはスペシャルゲストも素晴らしかったし、出演者それぞれの 実力もプレーもすばらしくて、極上の一夜でした。 またライブレポートを読んで頂ければ幸いです。
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