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聖飢魔II ICBMツアー 東京国際フォーラム1日目のミサレポート、その3です。
いい加減、初日の分はまとめに入らないと(汗)。 千秋楽の分もあるというのに。 というわけで、今日はきちんと締めます。いや、締めたい!(←希望的観測?) 続きを読む方は下記をクリックして下さい。 「蝋人形の館」 今回のツアーで、ゼノン和尚の、演奏以外での新しい側面を切り開いたのが、この曲の 前フリ部分でしたね~。「悪魔の森の奥深く…」の一連の台詞の和訳(?)で、あんな 豊富なバリエーションが展開されるとは、思ってもいませんでした。 フォーラム初日は、比較的標準的な(?)和訳で進んだように記憶しています。 実はミサのこの箇所で、東京国際フォーラムの二日間だけ、私が個人的に、計画的に やったことがあるのです。それは、「少女の悲鳴にも似た叫び声が、聞こえるとか」で 会場の女性信者が一斉に「きゃああ~」と悲鳴を出すとき、私はわざと、一連の 悲鳴の声が収まりかけたところで、なるべく高い、かつ通る声で悲鳴を上げる、 ということをやったのです。これを二日間とも、悲鳴の部分で毎回、やりました。 なぜか。 5年前の再集結ミサの様子を収めた大教典「恐怖の復活祭 THE LIVE BLACK MASS D.C.7 SELECTION(+α)」を聴いていて気付いたのです。「蝋人形の館の前フリ部分で、皆より テンポを遅らせて悲鳴を上げると、すっごく目立つ!!!」 というわけで。やってみました(笑)。千秋楽のミサは絵巻教典になることが決まっているので、 もしかしたら。もしかしたら、私がテンポを遅らせて上げた悲鳴が、識別できる状態で 聞ける、かもしれない???? って、自分で自分の声を識別できない可能性のほうが大きい気がします(自爆)。 ま、いいんです。ただ、やってみたくてやったので。 「BRAND NEW SONG」 本当に、この曲は素晴らしいですね…。 私、千秋楽の後の信者仲魔との飲みでも言ったように、もともとはツボにはまる曲は、 エース長官が作曲された曲のほうが多かったんです。胸にぐっと迫るような感じが するというか…いわゆる「エース節」が好きというか。 (その割には、聖飢魔IIの曲で一番好きなのを一つだけ強いて挙げろと言われたら、 参謀作曲の「Winner!」を挙げると思いますが。 苦笑) この曲は作詞、作曲ともルーク参謀が担当されています。 ハートの一番センシティブな部分をぎゅっとわしづかみにされるような歌詞と、 美しいメロディー。今回のミサツアーで、あらためてよさを実感しました。 ミサもここまで終盤になると、観ているほうも腕ががくがくしてくるのですが、 それでもこの曲のサビで閣下と一緒にこぶしをふらずにはいられません…。 「FIRE AFTER FIRE」 本編の終わりです。ジェイル代官が真っ赤な照明のスポットライトの中に 立たれて、あのイントロのギターを奏で始めると、まだ楽前日なのに、 「まだ終わらないで欲しい!」という気分がおそってきて。 でも、この曲で全力でノらないのは、聖飢魔IIに対して失礼ですよね? この日、MCの中でジェイル代官が「明日に体力残そうとか考えないで、 今日全力でのれよ!」ということをおっしゃっていたので、体力温存ということは 一切考えず、目一杯ヘッドバッキングをし、こぶしを振り上げました。 曲のクライマックスで、これまでの会場ではなかった火柱が上がる演出があり、 わっ!と驚きました!ちょっと黄色っぽい炎が、断続的に上向きにぽっ、ぽっ、と上がる感じで。 この日は23列目にもかかわらず、熱さを感じたので、前方の方や構成員は、 もっと熱かったんでしょうねえ…。 (千秋楽は10列目だったので、もっと熱いかと思いきや、真正面はスピーカーだったので、 そんなに激しく熱さが違いはしなかったような…とにかく無我夢中でしたけど…)。 アンコール。構成員がジェイル代官を筆頭に、ステージに現れると、大歓声が迎えます。 ライデン殿下のカウントから、重厚なイントロとともに「嵐の予感」。 閣下の声は、後半になっても衰えることなく、毎回この曲は涙を誘われます。 毎回、間奏部分で閣下はセットの階段の上で日舞のような動きをされるのですが、その時 使っている扇子。金色ベースの、踊り用の派手な柄のものです。アップで見てみたいなあ。 金色に、緑と赤の柄が入っているように見えます。絵巻教典でそこのアップが入って くれれば、見られるに違いありません。 続いて、案の定、前半からここに移ってきた曲、「Jack The Ripper」です。 これをやらずにミサを終えるってことは無いだろうなと思っていました。 イントロ部分で、閣下の動きと、左手前の参謀に注目していて、一瞬気付くのが 遅れたのですが、客席からわああっ!と歓声が上がって、ふと見ると、舞台上手奥、 ゼノン和尚の立ち位置の奥から…ゾッド星島親分が!!!!うわ~っ、千秋楽じゃないのに、 もう登場されたんだっ!トレードマークの鎌型ベースを手に、ずんずんと中央前方に やってきた親分、イントロの終わりに閣下が差し出したマイクに向かって、お決まりの一言、 「ゾッドだあ~っ!!ぶっ殺してやる~!!」 そのまま、ベース2名態勢で曲に突入しました。信者達の、のること、のること。 生ゾッド親分を見たのは初めて、という方も多数いたことでしょうね、もちろん。 (私の「生親分」は解散前の日比谷野音での「SATAN ALL STARS」です) 曲の後半、親分はご自身のベースの鎌部分をがんがん破壊しながら(笑) 演奏されていました。そして退場される際に、何と片側をステージ上に落として行ったのです! 後から考えると、これもわざとだと思うんですが、そのときは「ええーっ、落として行って しまった…」と、ちょいと驚きました。 それを閣下が拾われて、「おい、これ落としていったぞ、おーい!」と呼びかけながら パーツを拾おうとしたら、「重い…!」と(笑)。いや、どう見ても黒い発泡スチロールで できているんですけど(爆)。 閣下が舞台袖に向かって、「おーい、これ誰か!」というと、いつもステージ上で 閣下のケアをする黒子(というか処刑人とゴジラを足しで2で割ったような格好の黒子?)が 出てきて、そのパーツを持って行こうとしました。と、閣下が「これ、重いぞ!重そうに 持て」とおっしゃるので、黒子さんもあらかじめの段取りなのか、ノリがいい方なのか わかりませんが、まるで10キロのコメ袋を運ぶかのようなしぐさで、そのパーツを 運んで行きましたとさ(笑)。くだらないかもしれないけど、聖飢魔IIのミサのステージの、 こういうディテール部分、私は大好きです。絵巻教典に入らないとしたら、とても残念です…。 そしてラスト。 「EL DORADO」 イントロの部分で、これまたツアー内では初の演出で、ステージから客席に向かって 金色のテープが大量にぱーーん!と飛び出したのです。それがもう、綺麗で。 私は一瞬おおっ!と驚いて少し上を見上げて降ってきたテープを手に取りました。 と、閣下が一言、「そんなもん拾ってねーで、ステージを見ろ!!!」 は、はいっ、その通りです! これに関しては「だったらテープ出さなきゃいいじゃん」という意見もあるかと思いますが、 私は閣下のこのお言葉が、いかにも「らしかった」ので、本当に良い思い出になりましたよ。 閣下は決して用意してこの言葉をおっしゃったんじゃないと思うんですよね。 ただ、楽前日。明日を終えたら、再び相まみえるかどうかもわからないこの貴重な瞬間を、 最大限のがしてほしくないという気持ちで、とっさにおっしゃったのだと信じています。 (↓ちなみにこれが、そのテープです) 信者が手にとった金テープをそのまま持ちながら、一体となってこぶしを振り上げる様、 その向こうに全力で歌う閣下と、構成員の皆様。本当に美しかったです。 もう私、やっぱり涙がだーーーっと出てきました。その瞬間は、まだ明日があるとか 考えられなくて、ただ何か熱いものがこみ上げてきて。 順番が前後しますが、この日の閣下のMCで印象に残った内容を。 これは第一部でのMCだったと思います。閣下が「まだ戦う気概があるか?!」と信者を あおりながらお話しされていて、みんなは「イエ~イ!!」と歓声を上げていたのですが、 「だが、今日、諸君は新たな恐怖に立ち向かわないといけない。それは、明日、 聖飢魔IIが再びなくってしまうという恐怖だ。立ち向かうことはできるかーーっ?!」 との閣下のお言葉には「…いや~…(沈)」というよどんだ返事が。 閣下も苦笑されながら「立ち向かえないか…」と。 「だが仕方ない。明日で終わりだ」ときっぱりおっしゃる閣下。 わかっていても、やっぱりこたえましたね…。 もう一つ、閣下の名MCとして語り継がれると思う内容を。 今回の再集結に際しては、新しく信者になった人たちがたくさん参拝してくれて、 非常に良かったという話をされた後。 「昔から信者だった諸君の中には、昔からの曲を異なった演奏でやっているのを 聞いて、これは違う、この曲はこうじゃなきゃ、と言ってくる諸君がいた。 さらには、『こんなアレンジなら、聴きたくありません、聴きません』とまで言ってくるケースも。 …そんな保守的な子に育てた覚えはありません!! だいたい、聖飢魔IIというグループは、『こうでなければならない』という概念から、一番 遠いところにある存在なんだ。進化し続けるのが、聖飢魔IIなんだ」 もう、何も付け加えることはありませんね。 この閣下のお言葉、もちろんバンドとしての姿勢を説明したものでありますが、私はそれ以上の メッセージを受け取りました。 懐古主義と反対のもの。 前を向いて進むということ。 閣下からは「昔は良かった、ああすれば良かったと後ろばかり振り向いていないで、前を向いて 顔を上げて進めよ!!」とハッパをかけられた気分になりました。 こうして、東京国際フォーラム初日のミサは終了しました。 閣下による陰マイクの後説の内容です。 「…では諸君、また会おう!ちなみにフランス語でまた会おう、は (※ご指摘により訂正しました) reの部分は、いわゆるうがいをするときのような音だ。一緒にやってみよう。 吾輩の後に続いて言うように」 「帰り道、西麻布方面に飲みに行く諸君は…」 ここで客席は大爆笑。 「もうオチがばれてしまった。…ボコられて裸で土下座する写真を撮られるかもしれないから …最初からノーパンで行け! 渋谷方面に帰る諸君は、最近、足に毛皮を巻きつけて毛皮を腰にさげている 山賊ギャル(?ちょとうろ覚えです)なるものが多数出没しているらいしので、 そいつらの処にいってこう言ってやれ。『ゾッドだあ~~!』」 ここでも客席は、またまた大爆笑です。 「また、ミサ後にオフ会を開く諸君は、あまり大声で聖病が、とかウラビデオが、とか紅玉が、 などと言わないように注意しろ。それでは、On se revoir!」 千秋楽は「再々々解散」後なので、後説が無いことはわかっています。 これが、ついに最後の後説。聖飢魔IIの「古典芸能」ともいうべきものの聞き納めかと思うと、 泣き笑いしながら、心臓がちくちくと痛みました…(涙)。 いよいよ、終わり、なんだ…。 この日はミサの後、女性信者ばかり10人ほどで、軽く飲みに行きました。 誰もが明日の千秋楽を前に、少し浮足立った気分で。 この後の24時間は、まるで夢見心地(悪夢心地?)でした…。 千秋楽のレポートは、次の記事でアップする予定です。
by pino-ombra
| 2010-12-20 22:02
| Music
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Comments(8)
Commented
at 2010-12-20 22:53
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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pino-ombra at 2010-12-20 23:31
>鍵コメ@2010-12-20 22:53さま、
ほんと、思い出すと涙、涙ですよねー…。 実はミサレポート書きながら、何度も泣きました。 ワインを飲みながら、半分泣きながら書いていたこともあり(爆)。 まだ千秋楽の分が残っているというのに!
0
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at 2010-12-21 01:58
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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by
れいちん♪
at 2010-12-21 05:41
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読ませていただいてあの日の記憶が蘇りました^^
泣きそうです>< 曲はもちろん良いけれど、閣下のお言葉に考えさせられたり、笑ったり、細やかな演出があったり ミサって素晴らしい♪ コンサートとは似て非なるモノですね^^
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pino-ombra at 2010-12-21 21:45
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pino-ombra at 2010-12-21 21:47
>れいちん♪さん、
私も書きながら涙、読み直してはちょこっと涙…という状況でレポート書いています。涙は出てくるけど、忘れてしまわないうちに書いておきたい!という気持ちが強くて。 そう、ミサ≠コンサート、なんですよね~!
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ちゃーぼー
at 2010-12-22 15:20
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by
pino-ombra at 2010-12-22 23:34
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